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​ゼミ紹介

活動日

 

本ゼミ :木曜日4、5限

サブゼミ:月曜日4、5限

​研究会の目的

①マーケティング論、特に流通チャネル論とマーケティング戦略論における理論的知識の習得・理解

 社会的な観点から見て流通システムはどのような役割を果たしているのか、企業はどのような手順を踏んでマーケティング戦略を実行しているのか、消費者はいかなる情報処理プロセスを通じて製品を購買しているのか、こうした問題を科学的に議論・説明するためには、マーケティング論における基本的な理論や分析枠組を習得・理解する必要があります。本研究会では、まず、このマーケティング論における基本的な知識を学んでもらいます。そのうえで、さまざまな各論から構成されるマーケティング論のなかでも、特に流通チャネル論とマーケティング戦略論に焦点を当て、それらの分野における理論や分析枠組をより深く学んでもらいます。流通チャネル論が取り扱う代表的な問題としては、あるチャネル形態がどのような理由で選択されるかというチャネル選択問題や、いったん選択されたチャネル形態がどのような方法で管理・運営されていくかというチャネル管理問題などがあります。他方、マーケティング戦略論とは、市場志向、市場知識、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、製品、価格、プロモーション、チャネル、マーケティング・ケイパビリティ、ダイナミック・ケイパビリティなどに関わるマーケティング戦略と、企業・事業の成果との関係を検討するものです。 

②実証分析の手法の習得・理解

 本研究会では、 実証分析の手法として、多変量解析の諸技法を学習します。具体的には、相関分析、回帰分析、ロジスティック回帰分析、t検定、分散分析、因子分析、クラスター分析、構造方程式モデリング、パネル・データ分析などを学びます。これらは、ある理論ないし分析枠組のもとで提示された仮説の経験的妥当性を検討するために必要なものです。 

③問題解決能力の向上 

 研究会の諸活動と三田祭論文・卒業論文の執筆を通じて、問題解決能力、具体的には、(1) 問題状況の把握・発見、(2) 仮説の提示、(3) 仮説のテストという一連のプロセスを通じて問題を解決する能力の向上を目指します。このことと関連して、本研究会における基本的な研究パターンは、(1) マーケティング論、特に流通チャネル論やマーケティング戦略論における特定の研究テーマに関して、既存文献レビューや実地調査を行い、問題状況を把握・発見する、(2) 何らかの理論ないし分析枠組のもと、その問題状況を解決するような仮説を提示する、(3) 多変量解析の諸技法を用いて、その仮説の経験的妥当性をテストする、という流れになります。 

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